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ブラウザ拡張機能
拡張機能の設定

開発者向け拡張機能設定

CAPTCHAパラメータ認識機能

現在のウェブページ上のCAPTCHAパラメータの取得方法が不明な場合は、プラグインが提供するCAPTCHAパラメータ認識機能を試すことができます。非常に役立つ機能で、以下の特徴があります。

  • 現在のページのCAPTCHAの種類とパラメータを自動的に認識します。
  • CapSolver APIサービスを呼び出すために必要なJSONデータを自動的に生成します。

パラメータ認識機能の使い方

  1. CapSolverプラグインを有効にします。
  2. F12キーを押してブラウザの開発者ツールを開き、「Capsolver Captcha Detector」ウィンドウに切り替えます。
  3. CAPTCHAを手動でトリガーすると、拡張機能は認識されたCAPTCHAの詳細情報を以下のような画像で表示します。

img-alt

ビデオチュートリアル | CapSolver拡張機能でCAPTCHAのタスクパラメータを識別する方法

拡張機能設定

プラグインパネルで設定を行うだけでなく、設定ファイルを修正して追加機能を有効にすることもできます。

設定ファイルの修正方法とインストール方法

  1. CapSolver拡張機能の最新のzipインストールパッケージをダウンロードします。
  2. パッケージを解凍し、フォルダ内にある設定ファイル/assets/config.jsを探します。
  3. config.jsを開き、必要に応じて設定を修正します(APIキーの追加など)。
  4. 以前インストールしていたCapSolver拡張機能をブラウザから削除します。以前にインストールしていない場合は、この手順をスキップします。
  5. 拡張機能管理ページに移動し、「パッケージを読み込む」をクリックして、解凍したファイルのあるフォルダを選択します。

設定可能な設定

キータイプ説明
apiKeyStringAPIキー
appIdString開発者アカウントパネルの開発者インターフェースで申請する開発者appId
useCapsolverBoolean拡張機能をデフォルトで有効にするかどうか
manualSolvingBooleanCAPTCHAを手動で解くかどうか
solvedCallbackStringCAPTCHA解決のためのコールバック関数名
useProxyBooleanプロキシを使用するかどうか
proxyTypeStringプロキシの種類: http、https、またはsocks5
hostOrIpStringプロキシドメイン
portStringプロキシポート
proxyLoginStringプロキシユーザー名
proxyPasswordStringプロキシパスワード
enabledForBlacklistControlBooleanブラックリストを有効にするかどうか
blackUrlListArray<String>ブラックリストに追加するURLのリスト
enabledForRecaptchaBooleanreCAPTCHA v2を有効にするかどうか
enabledForRecaptchaV3BooleanreCAPTCHA v3を有効にするかどうか
enabledForImageToTextBooleanImageToTextを有効にするかどうか
enabledForAwsCaptchaBooleanAwsCaptchaを有効にするかどうか
reCaptchaModeStringreCAPTCHAモード: clickまたはtoken
reCaptchaDelayTimeNumberreCAPTCHAを解決する前の遅延時間
textCaptchaDelayTimeNumberImageToTextを解決する前の遅延時間
awsDelayTimeNumberAwsCaptchaを解決する前の遅延時間
reCaptchaRepeatTimesNumberreCAPTCHA v2の解決に失敗した後の再試行回数
reCaptcha3RepeatTimesNumberreCAPTCHA v3の解決に失敗した後の再試行回数
textCaptchaRepeatTimesNumberImageToTextの解決に失敗した後の再試行回数
awsRepeatTimesNumberAwsCaptchaの解決に失敗した後の再試行回数
textCaptchaSourceAttributeStringImageToTextの元の画像のHTML要素属性名
textCaptchaResultAttributeStringImageToTextの解答のHTML要素属性名
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PuppeteerとSeleniumでの拡張機能の使い方

拡張機能の手動インストール

CapSolver拡張機能を手動でインストールする場合は、上記のチュートリアル「設定ファイルの修正方法とインストール方法」の手順に従ってください。

コードによる拡張機能の自動インストール

  1. CapSolver拡張機能の最新のzipインストールパッケージをダウンロードします。
  2. パッケージを解凍し、フォルダ内にある設定ファイル/assets/config.jsを探します。
  3. config.jsを開き、必要に応じて設定を修正します(APIキーの追加など)。
  4. Seleniumを使用する場合は、解凍したファイルをzipに圧縮します。Puppeteerを使用する場合は、この手順は不要です。
  5. コードを介してCapSolver拡張機能を自動的に読み込みます。例を以下に示します。
  • Puppeteer (Node.js)
const puppeteer = require("puppeteer")
 
;(async () => {
  const path = "C:/capSolver_extension" // 拡張機能を解凍したフォルダ
  const browser = await puppeteer.launch({
    headless: false,
    args: [`--disable-extensions-except=${path}`, `--load-extension=${path}`],
  })
  const page = await browser.newPage()
  await page.goto("https://google.com/")
})()
  • Selenium (Python)
from selenium import webdriver

chrome_options =  webdriver.ChromeOptions()
chrome_options.add_extension("./capSolver_extension.zip")  # プラグインのzipファイルへのパス
driver = webdriver.Chrome(options=chrome_options)
driver.get("https://google.com/")